仏教関係者が京都に集う会

心の塵

心の塵

「心性(しんせい)」とは、心のあり方や特性のことを言いますが、仏教では「しんしょう」と読み、人が生まれながらに持っている心の本性を言います。
この心性は心性不生不滅・心性本浄などと熟語され、常住不変であり清らかなものである、とされています。

普段、私たちの心は「汚れ=煩悩」で覆われていますが、その汚れを払拭すれば、清らかな心性が顕れるのです。
そして、心の塵を払拭すること、あるいは迷いの境地から覚りの境地へと転入して安住することを「転身」といい、葬儀の時に、人身から仏身に転身する者に与える一句「引導法語」を言い渡す宗派もあります。

しかし、日常では「サラリーマンから実業家に転身する」というように、職業や生活などを変える意味として使われています。
人身から仏身へと転じる意味が、仏さまへの転身に限らず、生き方を変えること一般に使われることになったものでしょう。

この年末の頃、そろそろ大掃除をされる時期ではないかと思います。
家を掃除しないと汚れる一方となり、身体も洗わないと汚くなって、住み心地・居心地が悪くなります。
同じように、心も掃除して綺麗にし続けないと、塵や汚れに覆われて悩み苦しむことになります。
常に心を洗って、心性を輝かせておくようにしたいものです。
その光は自分を照らすのみならず、自分と共に歩む人たちの明かりともなるでしょう。

来る新年が、災いのない輝かしい年であるように祈念いたします。

例会案内のハガキより

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