仏教関係者が京都に集う会

やられたらやり返せ ANGULIMALA

Webより拝借

ANGULIMALA のお話より

ここ最近「報復」ということによって、隣国との関係が悪くなってきています。
報復とは「しかえし」です。
報復の連鎖は、傷つけあう事の連鎖であり、「やられたらやり返せ」という考え方は、お互いの不幸を招き寄せるにすぎないのです。
仏弟子の一人だったアングリマーラは、旧師匠から「百人の指を切り落として集めれば修行が完成する」とそそのかされました。
実行に移して99人まで達し、百人目にお釈迦様に出会ったのです。
アングリマーラが、お釈迦様の指を切り落とせずに、その場で仏弟子となった話は、皆さんご存知でしょう。
日本で作られた「牛若丸と弁慶」の話は、これに倣ったものかもしれません。
アングリマーラは、仏弟子となって托鉢をしますが、何処へ行っても憎まれ、報復・仕返しを受けました。
しかし、お釈迦様は「報復に耐えなさい」と諭しました。
報復の応酬を止めるには、忍耐あるのみなのです。
忍耐・忍辱は「六波羅蜜」の一つで、仏教の大切な修行徳目となっていますね。
お釈迦さま自身、誤解による嫌がらせを受けた時、じっと辛抱して、誤解のとける時を待たれました。
その時の教えが、「八風吹けども動ぜず」です。
報復を受けるような行動をしないことが何よりですが、相手に恨まれたり嫌がらせをされた時は、耐え忍ぶことが第一です。
「和を以って貴しと為す」以外にはありません。

文:鈴木顕道

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