仏教関係者が京都に集う会

sign language

「この仏像は何様ですか?」と、良く訊かれます。阿弥陀様なのか、お釈迦様なのか、観音菩薩なのか…手や指の形を拝見すれば判断できますね。

手指をいろんな形にして相手に意思伝達をすることを「印契(印)を結ぶ」と言い、その形を「手印」とか「印相」と言います。

インド舞踊を観ると、手指がいろんな形に変化することに気づきます。体の動きもさることながら、指と目の動きが大切なのだそうです。

そんなことを考えながら曼荼羅絵図を観ると、仏様達が、目と手指で私達に合図を送ってくれていますね。

言葉ではなく合図によって相手に自分の思いを伝える方法は、人間にも取り入れられてきました。手指による言葉は、十八世紀にsign languageとしてフランスで体系化されました。日本では明治時代、古河太四郎によって「手話」として始められています。

私達は、たとえ文字や音声による言葉は通じなくても、身振り手振りでいろんなことを伝えることができます。

赤ちゃんと母親との会話法がその原点かもしれません。

人間の言葉で話さない仏さまとの会話も、以心伝心で通じさせることができれば、たいへん有難いですね。

文:鈴木顕道

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