2000年3月10日 春彼岸会例会 ゲストースピーチ「チベット学校建設のご報告」 バイマーヤンジンさん
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暑さ寒さも彼岸までの言葉どおり、いくらか寒さもゆるんでまいりました。
引き続き、会員を代表して沢田教英師より、会長に法主就任を祝い花束が贈呈されました。 いつもは、きびしいお顔をされている会長も、出席した会員から大きな拍手をもらい、この時ばかりは、笑みがこぼれていたようです。 次は、いよいよゲストのヤンジンさんのご報告のスピーチですが、ご本人は、5・6分ぐらいと思って来たのに、2・30分の時間を喋れと言われてビックリしていますと場内を沸かせました。さすがに、オペラ歌手でもあるヤンジンさんは、落ちついたもので、急なスピーチにも難なくお喋りをされました。 先日、初めてご主人と故郷のチベットへヤンジンさんのご両親のお見舞いにお帰えりになった時のお話しでは、飛行機で1日、そこから二日間バスでの道のりにご主人がまだかまだかと言って悩ませたことや、ご主人が結局、三日の間、高山病で動けず、お見舞いに行った筈が、車椅子のご両親にお見舞いを受けてしまたことなど愉快なお話をされました。 ご夫婦が、お互い育った環境で価値観が違うのはおろか、身体の構造まで違うのかと思い知らされたそうです。 学校建設に疑問!? また、日本でのご夫妻のチベットに学校を建設するための推進活動に対して、何人かのの日本人に「あなたは、なんで、こんな病んだ日本の後を追うのだ、チベットに学校など作れば、君達の文化がなくなることにならないか?」と問われて、非常にショックを受け、悩んだとも言われました。 確かに、物の豊かさにばかり心を奪われ追いかけてきた我々日本人は、大きなあやまちを犯しているのかもしれません。後戻りのできない下り坂にはまり込んでいるのかもしれません。ヤンジンさんも長く日本に住んで物の豊かさと幸福感とは必ずしも一致しないのだと感じておられることと思います。 教育は確かに大切ですが、その内容を誤まると取り返しのつかない社会を作ってしまうのかもしれません。 しかし、ヤンジンさんは、先ごろ完成間近のヤンジン第一小学校とヤンジン第二小学校の視察の為、帰郷したおりに改めて、この活動の意味を確信したと話しを続けた。
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