2001年7月13日  七月 (夏安居) 例会
 ■
ゲストスピーチ:『ASIRAの活動について』 
一二三日本語学校支援協力のお願い。 真言国際救援機構(ASIRA)副理事長 鹿野融照先生

  仏教クラブ 七月(夏安居) 例会

 
先月の家族例会は当尾の里 (浄瑠璃寺と岩船寺参拝小旅行) へ、大勢のご参加ありがとうございました。おかげさまで楽しいひとときが過ごせました。
はや夏安居も解かれる頃となりました、関東方面はお盆行事真っ只中。お忙しいさなかを、横浜からASIRAでご活躍の徳恩寺住職でもある鹿野融照先生をゲストスピーカーとしてお迎えいたしました。
 


開会の挨拶で、祇園祭の起源を紹介する五十嵐』会長

園祭ももうすぐということで、祇園祭の起源をお話された。

祇園社(現、東山区八坂神社)創始についても不明な部分があるが、その祭礼である御霊会の始まりも社伝では869年(貞観11)とする。
しかし、別に970年(天禄1)とする有力な史料もあるなど、明瞭を欠くところがある。
いずれにせよ、神仏混合の御霊信仰にもとづく祭礼として、白川、紫野、花園などとともに平安京周辺地域で行われていた御霊会(ごりようえ)という神事からの発生で、御霊会の初見は清和天皇の時代、863年(貞観5)5月20日に平安京(京都)の神泉苑で執行されたものである。
大嘗会の標山(しめやま)に似せた作り物や散楽空車などが祭りをにぎわし、これらは今日の山鉾の原型を思わせる――。
と紹介され挨拶とされた。



カンボジアの一二三日本語学校に支援を!
真言国際救援機構(ASIRA)副理事長 鹿野融照

カンボジアの子供たち 写真:ASIRA発行 海會 より

一二三日本語学校
鬼一二三(おに・ひふみ)先生がシェムリアップ(アンコールワットの近く)で20歳前後の若者に日本語を教えています。
職が少ないカンボジアで、日本語ガイドなどの仕事につく為、頑張って勉強をしている生徒さんたちを支援しています。

ASIRA
All Shingon−International Relief Agency

ASIRA(アシラ)全真言国際救援機構は仏教NGOとして宗派の壁を越えた組織づくりの中で、援助を必要とする国内外の人々や社会への救援事業を確実に実践。
仏教国カンボジア・スバイリエン州への支援事業、小満濃池(溜池=命の水)の造成により村人に命の水として感謝され貴重な村の財産とする。
また黒板をカンボジアへ送るプロジェクト活動や、阪神大震災三回忌迫悼法要など
もおこなっている奉仕団体である。
シェムリアップの一二三日本語学校支援

東京都生まれの鬼一二三(写真中央)さんは、短大卒業後、OL生活、アフリカでの国際協力活動(青年海外協力体)を経て1995年にカンボジアに渡り、日本語教室、自前の図書館、アンコールワット清掃と、一人何役ものボランティア活動に毎日奔走、同孤児院でも日本語を教えている。
地道な活躍ぶりは1998年に日本経済新聞にも紹介された。現在はアンコール日本文化交流会を発足させ、一口5千円の支援金や図書室に置く絵本を募っている。


アンコール日本文化交流会
代表  鬼 一二三
HIFUMI NIHONGO KYOSHITSU
No.0652 Wat Bo Village G10 Sala Komreuk Commune
Siem Reap District Siem Reap Province
KINGDOM OF CAMBODIA
BIL +855 12 821977
TEL&FAX +855 63 380063

【日本での連絡先(鬼さんの実家)】
〒182-0013
東京都調布市深大寺南町4-19-12
TEL兼FAX 0424(86)1822

中央が鬼一二三(オニ ヒフミ)さん ASIRA発行 海會 より

鹿野氏は、一ヶ月に2・3度は、彼女に電話連絡をし、今回の仏教クラブでの講演も彼女に伝えたところ、彼女から、「宜しくお願いします」と資料が送付されてきたと、クラブに手渡した。
最後に、僧籍を持つ自分として、彼女の崇高なまでの気高い志に圧倒され、恥ずかしくて、彼女の側に近づくことさえ出来なかったと告白。
彼女への支援、つまり、いろいろな災害に遭って困窮しているカンボジアの人達の将来の明るい生活のために、「日本人の為の観光ガイド」としての職業を成り立たせる為に、一人の健気な日本人女性が一人で悪戦苦闘し、建設、運営している学校「一二三日本語学校」への支援を訴えた。


一二三さんの様子が分かる参考サイト:アンコール日本文化交流会 / カンボジア日記  / カンボジアの教育を支える会 / カンボジアStudyTour

お話を終え、壇場から降りた鹿野融照氏は、講演お礼を卓上の寄付箱に入れると、すぐさまお帰りになった。
講演の後、家田事務局長より、感激のメッセージとクラブ主催の今年の墨跡展「三宝の集い」の支援先を「一二三日本語学校」にすることを、会員の出席者全員に促した。

Photo& Report:Shokan Fujino

写真・構成・文:Shokan Fujino