2002年02月8日  2月 (涅槃会) 例会  メンバースピーチ 家田隆現上人 お土産話:ミヤンマーから帰って

  仏教クラブ 2月(涅槃会)例会
小学館発行の『週刊古寺をゆく』全五十巻が完結した。大好評で別巻も刊行されるという。
代表的なお寺を選んで、軽いタッチの文章と、尋ねてみたくなる紹介マップ、五十才代以上の人たちに受入れられたのだそうだ。
いずれにしても、お釈迦さまのみ教えを、目に見えるかたちで表現したお寺だから、人々の心をとらえるのは当然かも――。
今月は涅槃会例会。仏教徒にとって大切な日、報恩追悼のまことをささげましょう。
お釈迦さまのみ教えが、生活の中に息づいているミャンマーから、帰国されたばかりの事務局長 家田隆現先生のお土産話を伺います。

会長挨拶
後の家田事務局長のミヤンマーの土産話もあって、会長の挨拶もミヤンマーのお話。
会員の松浦俊海師もかつてミヤンマーへ仏教僧として一年間の留学経験がおありのことなど、ミャンマーのことをお話され、今日のスピーカー、ミヤンマー旅行からお帰りになったばかりの家田事務局長とバトンタッチをされた。

家田事務局長のお話の前に、新入会員、角出誠道師、新木孝信氏が紹介された。

角出師は、浄土宗知恩院の人権問題の役職に着かれ、また、新木氏は、BS観光の元会長さん。
また、インド方面への旅行では、お世話をお願いすることになるのかも――。


ミヤンマーから帰って
大本山金戒光明寺 執事長 家田隆現上人
帰国されてまだ3日目というのに、お元気なお姿で、先に開催された委員会にも出席され、皆ひと安心といったところ。

師が執事長を務める浄土宗大本山金戒光明寺の企画で、ミヤンマー行きとなったたわけだが、やはり、例のテロ事件で、30名の予約が激減し、総勢20名の旅となったそうだ。

人形劇に人生を捧げられ、正力松太郎賞まで頂かれた家田事務局長らしく、おそらく目を輝かせて買ってこられたのだろう、各種の人形を前に、ミヤンマーのお土産話や、現状をお話された。

師は、10年ほど前にもミヤンマーに行かれたことがあるそうなのだが、変化がほとんどなく、相変わらず、軍人が支配し、ワイロが当然のように横行し、モラルの低下と人々の生活の低下を嘆いておられた。
とくに医療費の面では、お金持ちしか用立てできず、貧乏人(大半の人々)は、治る病気もそのまま放置することになり、それが寿命となることが多いのだそうだ。
世界中で一番美しい仏教国として知られる、ミヤンマーも今では、布施がしたくてもできる状態ではない低所得の人々が多く、医療どころか精神すら救われない状態である。
宝石に彩られた豪華なストゥーパーも、美しい景色も貧乏で病気に苦しむ人々の話を聞くと、どうしても、むなしさが残るのだそうだ。
とにかく医療費だけでもなんとかしなくては――と、今年の三宝の集いで、援助できないものかと締めくくられたように思う。


右の写真は、買ってこられたアヤツリ人形を皆に見せ、ラーマヤナ物語が延々と演じられることを説明


さすがに人形には、目のない家田事務局長のお買い物。ミヤンマー修行僧あれこれ人形?(鉛に着色)

ミヤンマー関連サイト
ヤンゴンナウ
ミヤンマー旅行記(個人サイト)
ミヤンマーの旅


写真・構成・文:Shokan Fujino