2003年02月14日  2月 (涅槃会) 例会 メンバースピーチ 「ワインの話」  総本山光明寺法主 岩田文有先生

  仏教クラブ 2月(涅槃会)例会
 本堂いっぱいの大きな涅槃図を掲げ、おつとめされる涅槃会。
京都では三月に入ると、さまざまな涅槃図を拝むことが出来る。東福寺・泉涌寺・真如堂など、それぞれ特徴があつて興味深い。
 いずれにしても、大勢のお弟子たちをはじめ鳥や獣物にまで嘆き悲しまれ、最後の法話をされてこの世を去られたお姿が描かれている。
私たちもお釈迦さまの涅槃にあやかって、そのみ教えに導かれながら、尊い生命を全うしたいものです。
 今月はメンバースピーチ、西山浄土崇総本山光明寺法主 岩田文有先生です。
ワインをたしなみながらのお話です。





会長:開会の挨拶
お釈迦さんのお涅槃の日が2月14日、その次の15日が会長の師匠である大西良慶師の命日ということで、今日はその大西良慶師のお話から始められた。
昭和58, 1983, 2月15日、朝4時、当時の大西良慶管長が入寂(数え109歳)された。そのお迎いが来る寸前まで弟子であった会長は、こう思っていたそうだ、「師は、こんなに高齢で、しかも多くの徳を積まれたお方、きっとお浄土から阿弥陀さんがお迎えに来られ、枕もとに炊いたお香の煙とともに、静寂の中す〜っとお亡くなりになるのかとその荘厳さを密かに期待しておられたそうだ。
朝4時、「ちょっと電気をつけてくれ・・。」と言う師に「はい。」と答え、パチッと電気を点けると、凄く大きな声で「いた〜!!」と一喝、「どこが痛いのですか?」とお聞きすると、そのまま息を引き取られたそうです。
後で、会長をはじめ、弟子たちは師がす〜っと逝かれたなら大往生なのですが、「痛い!!」と言って逝かれたものですから、心を締め付けられる思いがあったそうです。
それから、数年後、師を想い、阿弥陀様の前で毎朝お念仏をあげるなかで、ふっと気づくことがあったそうです。
「いた〜!!」という言葉は、もしかして阿弥陀さんのお住まいになるお浄土の扉が「あいた〜!!」と言われたのではないかと思うようになられたそうです。
そう思うようになってからは、胸の奥にあったグリグリがす〜っと無くなって行くのを感じられたとか。
毎朝、無心にあげる阿弥陀経のありがたさをつくづくお感じになったというお話でした。
最後に、師は無くなる直前までお酒を欲しがられ、お湯で薄めたお酒を飲んでお浄土へ行かれたと締めくくられ、今日の講演者、粟生光明寺法主 岩田師の「ワインの話」に繋げられた。

ワインの話
総本山光明寺法主 岩田文有先生 
 会場のセンチュリーホテルにもソムリエという立場のプロのいる前で、自分のような者がお話をするのは気が引けると前置き、お話を進められた。
 話の前に今日はお願いとお断りをしておきますと一喝、今日はきちんとワインを味わっていただくために禁煙をお願いしたいとのこと、5000円のワインなら味が3000円、香りが2000円となり、たばこを吸うことによって、その両方が台無しになるということのようだ。
 それと、今日持ち込んだワインの量が足らないかもしれないと断わられたが、約60人の主席者は、28本の高級ワインを振舞って頂くことになった。
テーブルにはいつもはない高級ワイングラスがずらっと並び、これから始まるワインの話が本物であることを感じさせた。
酒に弱い筆者は、途中で振舞われたシャンパンやワインを飲みすぎ、酔った挙句、ワインの知識が無いため、筆記に手間取り、詳細をメモしきれなくなってしまった。
よって、レポートは、他のサイトのリンク集で誤魔化すことにしたので、お許し願いたい。
でも、師のワインの知識はホテルのソムリエも舌をまくぐらいで、師が衣を脱ぎ坊主頭に髪の毛を置き、燕尾服でも着れば、りっぱなソムリエに変身されるのではないかとさえ思われた。


ワインの話
http://village.infoweb.ne.jp/~kanoya/newpage11.htm
http://www2s.biglobe.ne.jp/~fine/wine.html
http://arrobaspain.com/vino/do-indice.shtml
http://www.geocities.co.jp/Foodpia/8701/wine-no-hanashi/wine-hanashi.htm
http://www.janebrook.com.au/justalittle.html
http://www5a.biglobe.ne.jp/~tsujiyo/s_wine3.htm
http://www.sakenoyata.com/mametisiki/wine.html

ワインの製法
http://www.rikkyo.ne.jp/~z5000057/kk1122_1.html
ワインを語ることは一国のいや、キリスト教文化を語ること。持ち込まれた参考書を読み上げる文有師 各テーブルに並んだ高級ワイングラス
席についても、ワインの話は尽きない。
また、会場からの質問に答えておられる文有師
皆に振舞われたワインのラベル。
筆者には値打ちが分からない・・・。

写真・構成・文:Shokan Fujino