仏教クラブ 六月 (雨安居)例会
先月は好天に恵まれて、若狭の古寺を楽しんでまいりました。
さて今月十一日は入梅、雨安居例会です。
花祭り(四月例会)のときにご紹介しました、甘茶ペットボトルを覚えておいででしょうか、従来の甘茶より飲みやすいと好評のようでしたが。
お寺を取り巻く商品は数々ありますが、ユニークなアイデア商品をつぎつぎと開発して発表している、寺の友社の正垣肇さんをゲストにお迎えし、その開発のウラ話をお聞きします。 |
森会長の挨拶
最近緑が深くなってきました。 5時に起床するのですが、ウグイスが自分よりはやくホケキョウと言ってお経をあげております。
法華経といえば、重要なお経ですが、諏訪にある私の友人の寺で法華寺というのがありまして、6年前に放火され大きな本堂と庫裡が
全焼しました。がっかりしたその友人は、立ち上がれないほどショックを受けたのですが、今度、再建に向け淨財を集めることになり
相談を受けました。「寺を建てるだけが目的ではなく、その淨財一つ一つが、その寺や仏教に対する思いなので、この淨財集めの行為を
布教だと思い、突き進んで欲しい。」と分別くさいことを話しておりましたところ、この前、めでたく落慶法要を迎えることになりました。
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で、その寺、天正10年織田信長が甲州征伐の時、この寺を本陣として滞在し、論功行賞を行ったことでも有名で、信長が明智光秀を愚弄して恨まれ、本能寺の変を引き起こす一因となったのはまさにこの寺であるのです。
上諏訪神社の直ぐ傍で、まさに神宮寺であります。吉良義周の墓畫あり、「忠臣蔵」で有名な吉良上野介の嗣子が義周であります。
赤穂浪士による討ち入りで義周は幕府大目付より「仕方不届」として、諏訪忠虎(四代高島藩主)へお預けの身とり、高島城南の丸へ囲われますが義周への処遇は丁重であったらしいですが、3年後の宝永3年(1706)に21歳の若さで病死してしまいます。
江戸から検死官が来るまで、遺体を塩漬けにしておいたが、その後、遺体の引き取り手がいなくて、この寺の住職が、この法華寺裏手の山すそに埋葬されたということだそうです。そのお墓、妙に小さいので、思わず、「何でこんに小さな石なのか?」と聞きますと「吉良は大石が嫌いや!」と言わはったんです。(会場大爆笑)どこかで、これ、使って下さい とまた会場を沸かせ、挨拶とされた。
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ゲストスピーチ:寺の友社・正垣肇氏
商品開発のウラ話
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世間を、良い意味でも悪い意味でも騒がせている、ご自分と同世代である50歳前後の著名な人物の名前を紹介し、お話に入られた。
マイクロソフトのビル・ゲイツ氏やヤフージャパンの孫氏、そしてオームの教祖・・・・。なんとなく、無視できないたいした世代のような気がして、氏を同格に見てしまう。 彼の策略なのか・・・。
確かに、世界や日本の文化をリードしている世代であることには違いがないようである。 |
かつてない出席者を迎えた大広間は、過去最高の70人を超える会員で埋め尽くされた。
商品開発のプロ、正垣氏の講演を聴きたくて出席されたのか、食事代を棒に振るのが惜しくて、出席されたのかは定かではないが、このご時世を、リアルに示しているのかもしれない。
この長引く不景気の中で意気揚々と困難に立ち向かい、寺や神社を相手に商品開発をし、カタログ販売やネット販売を続ける氏のエネルギ-の根源は、若いころからやっていた少林寺拳法にあるようで、それらを通じて、仏教などの精神世界に興味を持たれたようだ。 |
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もともと、寺関係の出版社の出身で、通販のノウハウもご存知だったらしく、その従来のやり方では、これからの時代は、客がこちらを向いてくれないと言う。
氏は、これからの時代の通販は、客にその商品の良いところも悪いところも全ての情報をあからさまに提供し、既存の価格コムを超えるよう消費者に、価格面で十分納得して買っててもらえるようなシステムを確立したい。とのことだった。
このことは、ネットでの動画を含む画像とテキストによる情報提供手法に過ぎず、氏の言う、最安値情報だけではなく、真の消費者の知りたい情報提供と、商品の作り手や提供者の思いのようなものとの情報バランスを、ネットで、どこまで、表現できるのか、消費者にどこまで何を提供するのかなど、 |
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作る側と情報提供する側、そして売る側と消費者。これ等の適度なバランスで世の中が成り立っているはずであるが・・・。
これからの氏の動向が気になるところである
商品開発のウラ話としては、十分にお聞きできなかったのだが、氏も少し言われたのだが、数知れなく失敗はあったし、損害もあったとのこと。しかし、どうやってその負債を処理して乗り越えて来たのかなど、多数の出席会員の一番お聞きしたかった裏話的な部分は、お聞かせいただけなかったのが残念だった
※左は正垣氏の講演後、森会長よりお礼が渡された直後です。
シャッターが遅れてしまい、こんな不思議な写真になってしまいました。スミマセン。 |
2年ぶりに出席された、会員の水谷幸正師が乾杯の音頭とご挨拶。
ゲストの正垣氏の黒々した髪の毛を見て、ちょうどゲストと同じ50歳の頃、自分は髪の毛を剃って、坊主頭にしたと、告白。若い頃のご自分を思い出されたのだろう、若い頃のエピソードも交え会場を沸かせた。 |
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