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みなさんは、お寺や神社にお参り に行かれたことがあると思います。
お寺は仏教、神社は神道、二つの宗教をちゃんと受け入れている民族は、大変珍しいそうです。
私たち日本人はこのことを源にして、日常生活
を健康で安らかに送ることができるようにと、三つの呪文を唱えてきたのです。
それは、「ばちがあたる」 「もったいない」 「ありがたい」の言葉 です。
「ばちがあたる」というのは、目に見えな い力に対して畏れの念を持つ謙虚な心で道教の流
れをくむ日本の神道の教えです。
「ありがたい」 は、まさに仏教そのものです。
「ばちがあたる」 「もったいない」 「ありがたい」、この三つの言葉は、私たち日本人の祖先が守りつづけて、語り継いで私たちに残したすばらしい呪文だと思います。
よく「私は無宗教です」という人も日常で使っ
ています。
説明しなくても、子供達にだってちゃんとわかります。
これほどわかりやすく、それぞれの宗教の教えをズバリといっているのですから、
私たちはもっと活用しなくてはいけないと思います。
むずかしい理屈はいりません。
日々の生活の なかで素直な心で「ばちがあたる」 「もったいな
い」 「ありがたい」と呪文のように唱えることによって、身も心も、そして暮らしにも調和が取れてくること間違いありません。
この三つの呪文で、来たる21世紀をすこやかにお過ごしください。
追文、 我が家では、家族みんなが仏恩によって生活さ
せていただいております。
せめて食事を戴く前のことば(食前観)、食事の後のことば(食後観)
を称えることに致しております。
子供達も、幼い頃は、少し面倒な顔をしたこと
も有りましたが日がたつにつれて習慣になり、今日では、あたり前の様にみんなで大きな声で、称えています。
これが三つの呪文の根本に成ってい る一つの様に思います。
「食前観」
吾今季いに仏祖の加護と衆生の恩恵に依って、
この清き食を受く、謹んで食の来由を尋ねて味の濃淡を問わず、その功徳を念じて品の多少を選らばじ。
いただきます」
「食後観」
吾今この清き食を終わりて心豊かに力、身に充
つ、願わくはこの心身を捧げて己が業(わざ)にいそしみ、誓って四恩に報い奉らん。
ごちそうさま」
是非みなさま食前、食後のことばをお称え下さ
い。
必ず良い仏縁が有ると確信いたします。
四恩とは、
第一に、天地自然の恵み、
第二に、先祖 の恩、
第三に、両親の恩、
第四に、仏の恩です。
西山善峯つれづれ |