仏教関係者が京都に集う会

平成11年(1999年)12月例会報告

成道会例会 ゲストスピーチ 宮絵師 安川如風氏

開催日:1999年12月10日

今月は、お釈迦さまがお悟りになった成道をお祝いして、成道会例会です。
ゲストスピーチは、三宝の集いへの出品にもご協力をいただいてきた、宮絵師の安川如風氏にお願いいたしました。

タイトルは『宮絵師について』、奥様とお二人で会場においでになり、お話中のご主人を、いろんな角度からご持参のカメラでお撮りになる奥様の存在が印象的でした。

お話は、ご本人の仏教クラブへの入会をご希望されるお話から始まり、(今月より会員におなりになるそうです。)ご自身でおつけになった「宮絵師」の説明をされました。
宮大工などのように神社や寺院の建築に携わる人を宮大工と呼ぶのなら、その絵画を担当するのだから「宮絵師」が適当な呼称ではないかとのことだったと思います。

また、氏が携わる伝統絵画(狩野派)の世界を通じて日本の良き価値観を再認識して欲しいともおっしゃっていたように思います。
過去に制作された彩色パネルをいくつかご用意していただき、氏の日頃のお仕事を垣間見ることができました。
また高価な天然の岩絵の具やその原石を演台に並べ、100万円もするという希少で貴重な群青の岩絵の具を見せていただきました。
氏の伝統的な”職人”としての彩色というお仕事への情熱が会員全員に伝わったことと思います。
今後も、良いお仕事をされますようお祈りしたいと思います。

最後に、おまけとして、最近、氏が感銘を受けた詩、野口雨情の作った「しゃぼん玉」の歌を、決っしておじょうずではない(ご自身もおっしゃっていました)のですが、お唄いになり、会場は少し、しらけていたようです。しかし、印象的でした――。

五十嵐会長が欠席だった為、菅原副会長より講演のお礼が渡されました。

写真・構成・文:Shokan Fujino

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