仏教関係者が京都に集う会

平成16年(2004年)4月例会報告

三宝の集いの支援金贈呈式

開催日:2004年04月09日(降誕会・花祭り) 総会

お釈迦さまは、お生まれになられて七歩あゆまれたといわれます。
この七歩とは、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上という迷いの世界を離れ、仏道修行を進めていくことを意味します。

お釈迦さまのご誕生をお祝いし、そのみ教えにしたがって修行に励むとともに、この世のすべての生きとしいけるものが安楽な生活を送れるようにという願いをあらたにしたいものです。

贈呈先のご都合で今月に延びた、三宝の集いの支援金贈呈式、年度始めの総会と少しあわただしい四月例会でした。

森 清範会長の開会の挨拶

morikaicho昨日は4月8日ということで、今日は、お釈迦様の誕生日をお祝いする例会です。
お釈迦様は「天上天下唯我独尊」とお生まれになってすぐに言われたと伝えられております。これは、この天上にもこの地上にも人間を支配する絶対者は存在しない。ただここに居るのは一人一人の尊い生き物、人間が、そして、一切衆生でございますから、人間だけではございません。全てのものが、生ある者が、尊い万物興起を生ずるのである。ことに人間をや。
ということで1500年前に人間宣言をされています。
当時の時代背景を考えますと、たいへんな、ご発言、お悟りであったと思いますけれども、そのご縁を私は、今日ありがたく頂いているわけでございます。
一人一人の命の尊さというものを今、改めて自覚をさせて頂きたいと、かように思う次第であります。

支援金 贈呈式

支援金を受け取る、ネパールみすゞ基金 責任者、矢崎節夫氏

支援金を受け取る、ネパールみすゞ基金
責任者、矢崎節夫氏

今回の「三宝の集い」の売上金は、日本ネパール友好協会の主な資金提供であるところの「ネパールみすゞ基金」に贈られました。

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yazaki写真右、日本ネパール友好協会2003発行の「NEPAL通信No27」表紙写真より、

アイキャンプで患者に眼鏡のプレゼントをする、日本ネパール友好協会のスポンサー、ネパールみすゞ基金の責任者、矢崎節夫氏

ネパールでは、果物が豊富に実ります。しかし、人々は、実る前に野菜として食するため、どうしても熟した果物に豊富に含まれるビタミンAが欠乏しがちになります。
その結果、ネパールの地方に行くと、白内障や夜盲症の方々が多く、ひどい方になると、手術を要しないと治らない方がいるそうです。

日本ネパール友好協会(オギノ芳信代表)では、最近では、小学校建設や維持の他に、そういった方々のために、アイキャンプと銘打って、ネパール国内の恵まれない地域や人のために、ネパールみすゞ基金をスポンサーに、主体的、自主的、民主的をモットーに活動を続けられているそうです。

今日のご挨拶では、今回の仏教クラブからの支援金は、日本ネパール友好協会への支援金提供者として「みすゞ基金」の資金だけでは、足らず、正直、助かったと本音をチラリ。

今回の支援金は当初の「みすゞ小学校」への支援趣旨と多少違った使われ方がなされるようだが、どうも、基金提供先の団体の姿勢が直接見えないことや、多忙な矢崎氏ともいろいろな面で意思の疎通ができず、印象としては、良く分からないまま、氏個人を信じて贈呈式を迎えたといった感が拭えない。
今日のお話をお聞きすると、結局、今回の支援は、どうやら「金子みすゞ」さんの詩を世界に広めるといった矢崎氏に協力支持といったところなのだろうか。それとも、氏のお話にあったようにネパールの貧しい山村に住む、反政府組織、マウイスト(毛沢東主義者)たちに医療支援したことになるのだろうか・・・。

筆者個人の疑問で恐縮なのだが、昨年の40周年記念「三宝の集い」の特別講演でも今回のご挨拶の中でも、彼女の詩の内容、目線が、「仏教の根本精神に沿って綴られてれてあることと、彼女が自らの命を絶ってこの世から去ったこと」の大きなギャップについて、氏のお考えを一度もお聞きすることができなかったのが、正直言って残念に思うのだが・・・。

※ 日本ネパール友好協会のホームページ

久々に水谷会員がご出席され、旧知の会員に大歓迎を受けた。
水谷会員の乾杯の音頭で、食事をしながらの歓談。
その後、前に設置された、お釈迦様の像に、久々に多数出席した会員それぞれが、甘茶をかけ、釈迦生誕を祝った。

写真・構成・文:Shokan Fujimo

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