仏教関係者が京都に集う会

平成24年(2012年)3月例会報告

ゲストスピーチ 山上りるもさん

開催日:2012年03月09日(彼岸会例会)
 
厳しい寒さも少し緩んで、日を追うごとに春が近づいてくるのを感じるようになりました。
仏の教えを記録したものに経典があります。言語のうち文字に表わされたものは特に、文字面に拘るため、本意が伝わりにくいものです。
人間には言葉というものがあります。人間同士は言葉によって、相手に本意を伝えようとします。
しかし、言葉をまだ覚えていない赤ちゃんや、言葉を忘れてしまった老人に接するとき「相手が何を伝えようとしているのか」を思いやりながら接するでしょう。
言葉に頼りすぎると、相手の心がわからなくなります。
「以心伝心」ということばは、隠されている本物に注意するよう呼びかけている句であると思います。
今月はゲストスピーチ。筆跡診断士の山上りるも氏をお迎えして、お話を伺います。

(※例会案内ハガキより)

森 清範会長 開会の挨拶

2012-3-mori三月はお彼岸の月でお彼岸さんの例会ということでございます。
 
仏教の儀式はおおむね先祖供養でございます。
 
先祖供養・・・これはお盆でございますが、ウランバーナというこれはサンスクリット語(梵語)なんですが、いわゆる孟蘭盆といいますが、略してお盆といいます。
 
何かを乗せます丸い器をお盆といいますが、もともとは「うら盆」と言っていたようです。
それがいつの間にかお寺でお供えを乗せる物を「盆」というようになったそうであります。
ということで、お盆という言葉はお寺の代名詞になったようであります。
 
あのー、言葉は悪いので恐縮ですが、博打(バクチ)というものは、もともとお寺で行われてたそうで、博打をする場所、もしくは丁半博打の台。
さらに、博打をする勝負そのものを「おぼん」というのだそうです。私も知らなかったのですが、先日、友人とお話をしていて知った次第です。
私は時代劇が好きでよく観ているのでございますが、丁半博打のシーンは、あれ、お寺なんですね。
ご本尊の前で丁だの半だのやったはりますわ。あれ、なぜかと言いますとお寺には町奉行が入れないんですね。
寺には、寺社奉行しか入れませんので、安心してやれるわけです。
で、その「あれ」を・・・大きな声ではいえませんが・・・、「寺錢」と言うのだそうです。(笑い)
また博打をはることを「盆をはる」とも言いますが、賭け事は私しませんけども、マージャンにしても、競馬にしても、競輪にしてもちゃんとその筋を読まなあかんそうです。
筋を読める人は賢い人です。
博打において筋の読める人を、筋に明るい、すなわち盆に明るいといいます。それに反して筋の読めん人を「盆暗(ぼんくら)」というのやそうです。
お後が宜しいようで、本日はこのへんで(会場大爆笑)

筆跡診断とは?

筆跡診断士 山上りるも氏

今月は、ゲストスピーカーとして筆跡診断士の山上りるもさんに講演を御願いしました。
2012-3kouen
会場の各席に配られたパンフレットには 日本筆跡診断士協会会長 森岡恒舟書の大きな毛筆文字で「和」が書かれており、「筆跡診断とは?というタイトルで、筆跡はあなたを映し出す「鏡」です。
私たちは日常的に文字を書くとき、無意識のうちにその人なりの特徴(クセ)が出ています。
筆跡診断とは、この書かれた文字の一つ一つの特徴を深層心理学的に分析し、それを書いた人の性格や考え方、行動傾向を読み取るもの。形態心理学や筆跡心理学から派生した学問です。
とある。
 
1968年 大阪府に生まれた彼女は若くて美人である。いろいろな団体の前で講演されることが多いのであろう。
「仏教クラブの会員さんにご紹介頂いて、何も考えずここに来たのですが、昨晩、ホームページの会員さんのお顔ぶれを拝見し、お断りしたらよかったなぁと、今非常に緊張しています」ということだった。
しかし、場馴れした彼女は会場を思い通りに運び、その筆跡診断の世界に全員を誘ってくれた。
 
あらかじめ面識のまったくない会員を二名選んできたという池上省吾会員と私、藤野正観を選び、その名前に「様」を付け足し、前に置かれたホワイトボードにそれぞれ書かせた。
筆跡による人柄診断ということで、その診断精度を会場の二人を知る会員に示したかったのだろう。
 
池上氏は、「行動派、根性のある人だがおっちょこちょい。ユニークで可愛らしい方。人に合わせるのが上手な人。意外と前に出ることが苦手な部分もある。控えめでシャイ。純粋で素直な男性、そんな感じの方です。」と診断。この結果に池上氏は100%当たりと結果を評価した。
「8年間この仕事をやっているのですが、100%という評価は4人目です」と素直に喜こんだ彼女は、池上氏を「ご自分を客観的に見ることが出来る人」と高く評価することも忘れない。
 
一方、藤野正観こと私の性格判断の結果というと・・・、
「シャイな方。控えめな方で皆さんの中に居るというよりは、ちょっと引いておられるご様子。すごく冷静な方。それと切り替えの早さが凄いかたで、これはもうあかんかなぁと思ったらきっぱり切る方。あきらめる方。よく言えば切り替えが早い。悪く言えば飽き性なところが見え隠れしています。
但し、こういう組織に入った時には、的確な判断をして組織を引っ張って行く方なんです。(※よく聞き取れなかったがたぶんこうだったような・・・。)あとは・・・文字をまじまじと見ながら、そうですね・・・ちょっと気分やさんでもあります。気分で左右されやすい方です。
直感で動く方なのです。直観力が、物凄く人より優れている人です。一緒に居て楽しい方です。営業マンに向いていると思います。
ということで、私の場合は、自分を彼女に言わせれば客観的に見ていないのかもしれないが、ほぼ当っている様な気もするが、当たっていないような気もする・・。診断とはこいったものかもしれない。
 
池上氏の場合は、お顔を見て少しおしゃべりしただけでお人柄が分かる方なので、あえて筆跡診断をしなくても分かるのではないかと思うのは私だけか?
 
また、会場の会員全員に、名前を書かせ、字のクセを指摘しその性格を分析していただいた。
その都度会場からは笑いがおこり、和やかなうちに講演は終わった。
正直、私自身、筆跡診断という曖昧な診断を期待していなかったのが、彼女の楽しい話芸を聞くだけでも和みの時間を過ごすことが出来たと思っている。
 
筆跡を変えることで、性格も変わるという事だったようだが、さて、どうなのか、ご興味をお持ちになった方は、彼女にコンタクトされてはいかがだろう。
企業の人事等、人選に有効ということだった。
 
詳しくは彼女の『山上りるもオフィス』のホームページにてどうぞ。

メンバーの能登春夫師から御願い

お仲間と東北の被災復興支援団体「縁」を立ち上げ、会員に協力を求めた。2012-3-noto
 
東日本大震災がおきてから1年が過ぎ皆様には物心両面からいろいろ支援をされておられるとは思いますが、自分ににも東北に友人がおり、お話やら、現地にお伺いしますと、その悲惨な光景を目の当たりにし、様々な形で私たちはこのことを忘れることのないようにしなければならないと考えました。
 
東日本大震災復興応援プロジェクト「縁」を立ち上げ、支援、慰霊等の活動をしております。
また、協賛を京都北部地方地元新聞社をはじめ中外日報社、シャンティボランティア会、当会会長の森清範清水寺貫主猊下様をはじおめ仏教クラブにもただ今協賛をいただいたところであります。
また皆様にもご協力、ご協賛ご後援をチラシが出来次第お送りしますが、一口1,000円です。
 
宜しければぜひご協力いただきますよう御願いいたします。
 
 
詳細は、舞鶴宗教者懇話会の東日本大震災復興応援プロジェクト「縁」のページにてどうぞ。
 
【協賛金一口1,000円の振込先】
【振替口座番号 01090-6-10826
事務局:京都府舞鶴市紺屋69 桂林寺内  0773-75-0168
東日本大震災復興応援プロジェクト「縁」

写真・構成・文:Shokan Fujimo

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