仏教関係者が京都に集う会

平成24年(2012年)9月例会報告

九月(秋彼岸)例会

開催日:2012年09月14日

お釈迦様がマカダ国の首都ラージャグリハに居られた時、ジーヴァカという名医が訪れ、「坊さんたちを招いて温室に入れ、澡浴して垢を除き、病気にならないようにしたい」と申し出ました。
当時の沐浴は、ガンジス河などの河川で体をきれいにするのが一般的でしたから、温浴という方法は革新的な方法だったに違いありません。
はじめは蒸し風呂で体をきれいにする程度でしたが、中国に伝わると、寺湯という形になりました。
更に日本では「大寺院には寺湯がある」こととなり、施浴として坊さん以外の人達にも開放されていきました。
室町時代にはこの入浴の習慣が一般化し、寺湯が寺院から離れて独立、銭湯として発達していきます。
日本各地の温泉の歴史を辿ってみてください。
古来、行基菩薩や弘法大師など多くの坊さんたちが、温泉開発に尽力してきました。
今では各家庭にあるお風呂、至る所にある銭湯や温泉ですが、長い歴史と先人のおかげであることを感謝したいものです。

今月はメンバースピーチ、上岡正義 会員のお話です。

松浦俊海副会長開会の挨拶

matsuura
皆さん、こんばんわ、
暑さ寒さも彼岸までというのも、だんだん、どうなってるのかなぁと、年々秋が短くなるような感じがいたしております。
本日は例会にご出席いただきまして、まことにありがとうございます。
先月に引き続き会長さんが、ご欠席ということで、会長さんのようにウィットにとんだお話ができませんけれども、本日は私が代行をさせて頂きます。
今日の例会のご案内いただいたハガキの内容ですが、いつも楽しみにしているんですけども、お風呂の話が出ておりました。
銭湯といいますが、今ではスーパー銭湯というものができております。
昔は、タクシーのこともエンタク(円タク)という呼び名で呼んでおりましたが・・・。

温泉なんかも行基菩薩や弘法大師が開かれたという伝説があちこちにございます。

私が5年間、唐招提寺をお守りしていた時には、生駒にある行基菩薩さんの竹林寺、ひとつの山なんですけども、そのお墓のある竹林寺も兼務しておりました。
行基菩薩は、民衆のために潅漑などのいろいろ事業を興したり教化をされた方でございます。

え~、今日のお話は、会員のビクトリー自動車の会長さんの上岡さんに、「裁判所の役割」という題でご講演いただくことになっておるのでございますが、たくさんのりっぱなレジュメを事務局のほうで用意されていたようです。

あの~、私のプロフィールになりますけど・・・、私はめっぽう自動車のことは好きでして、2週間前に、8月の末でしたけども、1962年式の「ルノー40V」を買い求めました。
今、整備をしております。
あの~、ルノーのことでしたら、なんでもおっしゃって頂いたら応えることができます。修理してくれといわれましたら、どんなことでもいたします。
手を汚して、油だらけになってですね、私は、なまぐさ坊主とは言われたくないのですけども、油臭坊主と言われるほど今まで趣味のひとつとしてやって参りました。
昨日も、ソケット調整とか、エンジンのタイミング調整をしました。キャブレターもバラしおりますし、ミッションからデフレーションギアまで、どんなことまで自分でやって参りましたので、お尋ねいただいたら、こんなお話なら喜んで1時間でもお話ができるのです。

今日は、自動車のお話が聞けると楽しみにしておったのでございますが、事故にかかわることでございましょうか、「裁判所の役割」というお話だそうでございます。
いや、しかし、有意義なお話だとは思いますので、楽しみにしております。どうぞ、よろしくお願いします。

事務局から会員の名義変更のお知らせ

kobori小堀進氏の紹介と、挨拶。
失礼します。小堀でございます。
あの・・、震災から一年半ですね。

最初はあまりにも大き過ぎたんですが、「私たちに大きな「気づき」をいただいた。」ということも大きな事実でございまして、ほとんどの日本人が、自利自他の精神、その想いが復活したような気がしております。
こちらのクラブに入会させて頂いて、私もできるだけ仏教的な生き方ができるようにと、勉強させていただければと思いますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。どうもありがとうございます。

会員スピーチ (会員:上岡正義氏)
「裁判所の役目」一般民事調停について

会員:ビクトリー自動車会長 上岡正義氏

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ご紹介いただきました上岡(うえおか)でございます。
本日この場所で発言の機会をいただきましたこと、大変、うれしく思っております。会長、副会長、事務局長さん始め、会員の皆さんには深く感謝するのものでございます。

本日、お話させて頂く前に、私の68年の人生を凝縮して少しお話させて頂きます。
1944年、2月に四条大宮で3人兄弟の長男として生まれました。物心ついた頃には、私の親父は、自転車預かりをやっておりました。その前には、京都市役所で戸籍係をやっていたそうです。
戦争中には今の中国に派兵され、各地を転々としたそうです。戦争から帰ってきたら何もすることがないということで、自転車預かりを始めたようであります。
時代が進むにつれ、自転車や単車を扱うようになったようであります。
現在、その事業は、妹夫婦が継いでおります。
私は、結婚を機に、住居を別にしました。
私の弟ですけども、今は警視庁を勤め上げ、退職しまして、関連の事業所で働いております。その弟が、現役の頃、悪いことをして新聞に載らへんやろうかと、兄の私は心配していたのですが、何事もなく無事定年を迎えまして、ほっとしているところでございます。
4箇所の二輪と4輪の整備工場に勤めまして、1972年に南区で「ビクトリー自動車」を立ち上げました。その後、同年に株式会社にして取締役社長に就任し、2008年、平成20年5月に会長に就任して現在に至っておるわけであります。

P1030671え~、実は、10年ほど前から、車の性能が大変よくなりまして、修理の出番が少なくなって大変、困っております。
その時期にですね、ある介護施設の理事長さんから、お電話をいただきまして、介護の利用者をお迎えに行って、また、お送りするということを業務を職員が主にやっているのだが、ヘルパーさんや事務系の方では運転があまり得意ではなく、車に傷をつけたり事故をよくおこされるということをお聞きし相談を受けました。
そこで、その施設のそういった利用者の送迎の業務から自動車のメンテナンス、運転する人までをすべて請け負うことになりましたが、そういった仕事をしているのは私のところぐらいかなぁと思っております。
この会に入会させていただく前から、会員さんでは、3社ぐらい、お取引頂いております。
松浦猊下の経営される施設とはまだ未取引です・・・(笑)

冗談は、さておきまして、早速ですけども、今日はですね「裁判所の役目・一般民事調停」ということで、お話をさせていただこうと思います。

以下、氏の会社のURLとレジュメの内容を要約して掲載しておきます。

※氏の会長を務める「ビクトリー自動車」URL http://www.victory-automobil.co.jp/profile.html

裁判所関係の任命と上岡氏の表彰プロフィール

・昭和63年 最高裁判所より民事調停委員に任命
・平成10年 京都地方裁判所所長表彰
・平成17年 京都地方裁判所より司法委員に任命
・平成20年 大阪高等裁判所長官表彰
・平成24年 右京簡易裁判所 調停協会会長就任

「裁判所の役目」一般民事調停について

裁判所の役割(かなり専門的なお話でしたので、管理人の解釈に間違いがあるといけませんので、参考URLをリンク掲載しておきます。)
1、裁判所の種類
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A3%81%E5%88%A4
その役割ですが、一言で言うなら法律に基づいて紛争を解決する場所

2、民事調停の目的と調停委員の役割
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%91%E4%BA%8B%E8%AA%BF%E5%81%9C
3、民事調停の種類
http://www.saibanin-seido.net/judge_system/051.html

4、自動車保有台数と交通事故の発生状況
http://www.npa.go.jp/hakusyo/h22/honbun/html/m3110000.html

5、交通事故の判例
http://home.att.ne.jp/kiwi/JHSC/hanrei-index.htm

【以下、要約】

簡易裁判所で行う。新件1132件。
小部屋で調停委員2名で申したて人から話を聞く。その後、その相手にも話を聞く。その繰り返しで決着をつける。
一刀両断的な判断はしない。
当事者の和解を最前提とする。事情に沿って合意をもって解決する。
いつでもどこでもトラブルはつきもの。非公開で行われますので、お困りの時は利用されれば良い。

通常の男女間の金銭トラブルも良くあるのだが、出会い系サイトで安易に会ったことで生じるトラブルが増えている。
皆さんもお気をつけください(笑)

交通事故だけは、誰でも、いつ加害者、被害者になるか分からないので、その判例をいくつかご紹介したいと、18ページにわたるレジュメを作って頂いたので、せっかくなので、以下、そのレジュメをPDFにしておきます。
http://www.bukkyoclub.com/kinkyo/2012-9-14/ueoka.pdf

お話の最後に、日本司法支援センター「法テラス」という、民事法律扶助制度を紹介して、お話を終えられた。
経済的に余裕のない方が法的トラブルにあった時に、無料法律相談や弁護士・司法書士の費用の立替をしてもらえる国の設立した公的な法人です。http://www.houterasu.or.jp/

事務局から連絡

matsusita塩竃義弘元会員の奥様が、先日お亡くなりになったとのこと。ご夫婦でよく家族例会にも出席されていたことが思い出される。

ご冥福をお祈りしたい・・・・。会員合掌
会員の松下日肆師の挨拶と乾杯の音頭で、会食始まる

写真・構成・文:Shokan Fujimo

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